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ふぁぃ、お疲れ様でした。
ひさしぶりにオリジナルですよ。
今回は刺青娘。
何故、刺青かって?
そんなもの…特に理由は無いけど面白そうだったからに決まっているではないですか。
この軽いノリが後に大変な事態を引き起こす事を、その時の彼は知る由も無かったのだった。
刺青は生理的に無理ーな人のために、一応無いバージョンも。
刺青娘を塗りながら、かるくトリップをしつつ少し妄想してみました。
親の堅気では無い職業が嫌いで単身、東京で一人暮らしをしていた大学1年生の俺は、二畳半と言う小さいながらようやく手にした自由という名の城の維持と大学の学費のため、夜勤の警備のアルバイトで日々の生計を立てていた。
初めて自由を手にした俺は、苦しいながらも日々の生活に適度の充実感を得ながら何とか生きてきた。
そう、あの日までは…
それは突然に、何の前触れもなく、まるでゆっくりと頂上まで上がり急転直下するフリーフォールのように、俺の美しきスローライフは音を立てて崩れていったのだ。
目覚ましが鳴る。黒と白のトーン模様の遮光カーテンから太陽の光が漏れてくる。いい朝だ。
何時ものように起きようとするが体が動かない。
連日のバイト疲れがたまったのか?
そんな事を思いつつふと首を横に倒す。
「んっ、もう朝か…」
what?
一体どういことだ?朝起きたら隣に見知らぬ女性が…しかも裸で、だ。
おっ、落ち着け俺!とりあえずクールダウン、現状確認だ。
よし、とりあえずパンツは履いている、昨日の柄のままだ…
さて、考えろ俺。昨日の夜は何をしていたか順に思い返してみれば真実にたどり着くはずだ。決してナニをしてはずは…
などと頭の中でさまざまな憶測を飛び交わせていると、ふと女性の肩に何か模様のもの書いてあるのが目に映った。
一瞬いやな予感が頭の片隅をよぎった。
そして女性が寝返りを打った瞬間、予感は確信へと変わった。
白く透明なほど透通る女性の背中には、見事な鳳凰をかたどった刺青が刺されていたのだ。見るものすべてを吸い寄せるような、背中全体を使ったダイナミックな構図。それでいて細部にまで丁寧に刺された墨。人の背中というキャンバスを使った見事な芸術がそこにはあった。
あぁ…神様、女神様、仏様。願わくばこれは夢だと言ってください。そしてどうかあのクソ親父の息の根を早々に止めてください…と心の中で願いつつ、俺はしばしこれから始まるであろう現実という名の地獄から逃避するために、二度寝をするのであった。
極道一家を乗っ取られた跡取り娘を、一家を我が物にしている彼女の叔父や中国マフィアから守りつつ、2畳半のボロアパートの2Fから、目指すは日の本一の極道一家。お嬢のためなら、槍も鉄砲も何のその。いつかは咲かせ義の大輪。
新感覚 極道仁義恋愛ゲーム
「君がお嬢で俺が若頭で」
鋭意制作中(マテ
完全にファビョってます、いい精神科を教えてください(マテ
とりあえず入れ墨は当分は描かないと心に深く刻むのであった。